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百鬼夜行
〜妖怪データベース〜
妖怪とかの類っていうのは、昔の人が自然現象だとか、不可抗力的なことだとかよくわからんこととか、
迷信的なものだとか、格言的なものというか、あまり口や言葉で説明しにくいものを
具象化というか具現化することによって表したもの。なんとも説明しにくいなぁ。
例えば、下のえんらえんらで言うと、そういう心持ちで人と接すれば、
相手方の顔もそういう風に見えてくるというか、実際にそういう気持ちで接すれば、
相手の感情もそういうベクトルを向くというか。
例えば、一枚の絵があって、どういう心境の絵かどうか、その人の思う感性や感情で変わるでしょう。
そういうことですわ。
まあ現代の問題にも当てはめられて、サイレントベイビーとか、
母親たち周りの人が笑いかけないから笑わないんであって、笑いかけたら笑うでしょうよってことですかね。
とまあ、説明しにくいことを抽象的にだけど、わかりやすく捉えることができるんですよね。妖怪の存在って。
あぁあんまよくない文章だ。ちょっと考えも偏ってるかなぁ。
でも、ここではこの妖怪は大体こんなやつってことしか書きません。
どんな意味があるのかは、多分考えたらすぐわかると思います。
捉え方は、少しずつみんな違うと思いますがね。
ちなみに百鬼夜行ってのは、私の好きな言葉です。
ここでは、妖怪やら妖怪の類、またその周辺のものたちについてのデータベースっちゅうことで。
えんらえんら
見る人の気持ちによって姿が変わる妖怪。
その人が怖がれば、怖い顔になる。
怖がらなければ、優しい顔になる。
おばりよん
道を歩いていたら、突然頭を齧られる。とても痛い。
しかし、痛みにがまんして家まで帰り着ければ、
幸福を手に入れられるらしい。
ぬらりひょん
妖怪界のボスらしい。
ほんまにそんな地位のやつがいるのかどうなのか。
気が付くと座敷に上がり込み、あたかもその家の主かのようにお茶を飲んでいるらしい。
その凄さや無駄にカリスマなオーラがボスたる所以なのか。
もくもくれん
障子に目がいっぱいある。
けさらんぱさらん
白いマックロクロスケみたいなやつ。
目はない。手に入れられれば、幸せがやってくる。
白粉で増える。
ケルベロス
地獄(冥界)の門番。というか番犬?
顔が2つか3つある。
尻尾はヘビ。
ふっ消し婆(ババア)
ロウソクなどの火を消すだけの専門の婆(ババア)。
小豆磨ぎ
あずきを磨ぐことに対して右に出る者はいない。
子泣き爺(ジジイ)
急に背中が重くなったと思えば、
爺が乗っている。しかし、年を取れば赤子に戻るというのか、
赤子のように泣く。オギャーオギャー。キモイ爺(ジジイ)。
河童
頭に皿がある。皿の水が干乾びると死んでしまうという難儀な両生類っぽいやつ。
手足には水かきがあるのが特徴。
中国では、僧と一緒にインドまで旅をした兵(ツワモノ)もいる。
百目
体中に目がいっぱいある妖怪。
360°辺りを見渡せるのだろうか。
視力がとても気になる。
それだけの画像情報を一気に処理できる頭を持っているのか
疑問ではある。
舟幽霊
海に出てると時たま会う。
柄杓をよこせと言うので、
渡すとその柄杓で水を汲まれ舟を沈められる。
渡す時は、底の抜けた柄杓を渡したらいいそうだが、
底が抜けていることぐらいに何故気付かないのか?
一反木綿
昔、”いったんもんめ”だと思っていた。
とうもころし的間違い。
古い布が妖怪化したもの。
雪女
雪山に住んでいる。
人間の男を凍らすらしい。
天邪鬼
代名詞になるほどのやつ。
本当のことと反対のことを言うというか、
行動を示すというか、そんなやつ。
鵺(ぬえ)
頭がサルで胴体がタヌキで手足がトラで尻尾がヘビっちゅう、
ややこしい生態系。
平家物語に登場という快挙を達す。
垢舐め
垢を舐める奇特な妖怪。
風呂掃除に関して見れば、嬉しいような。
でも、やっぱ気持ち悪いなぁ。
人の垢とか舐めんといてぇ。
ある意味ストーカー。
小学校の時にはきっと放課後に笛を舐めていたに違いない。
火車
ある意味、某映画のタイムスリップの成れの果て。
車の恰好で表されたり、鬼やらの姿で表されたり様々。
ただ、家計が火の車って表現はこいつに由来しているらしい。
ろくろ首
まるでどっかの国の民族の様。それの最強版と言えよう。
首は長いが、顔は美人らしい。
かまいたち
痛みはないのにいつの間にか肌が切れているってことは誰でも経験があると思う。
気付いたら切れてて、あとから痛くなってくる。
イタチが鎌を持ってる姿。
山彦
山に登ってヤッホー!というとヤッホー!と同じ言葉が返ってくる。
わざわざ登山客の声を聞き取り、真似て返してくれるベテラン声真似職人。
どこでも出張可。
のっぺらぼう
顔がない。
ていうより限りなくのっぺり。
ホリの深い外国人とは対称的。
おそらくは東洋人。
天狗
鼻が長い。妖怪にはこういう類が多いのか。首が長いとか…。
顔は赤い。山に住んでて神通力を使う。
鼻は長いがピノキオとは違う。見分けるポイントはやはり肌の色か。
かいなで
一応京都に伝わるやつ。
夜トイレ行った時に中から手が出てきて、
お尻を撫でられる。
不当にセクシャルハラスメントである…。
けうけげん
ヤバイ。毛だらけだ。ほぼ毛。毛の塊。
漢字では毛羽毛現とか希有希現(あるいは稀有怪訝)って書く。
なんか住みつかれたりすると病気になったりする。
雷獣
落雷の時にたまに一緒に落ちてくる。
昔はたまに捕まえられたらしい。
でも、エサとかは食べなくて死んでしまうとかどうとか。
天に帰る時に木を登る。
その時、引っ掻いて爪あとを残したりすることも。
花子さん
かなりの有名人。常にさん付け。
彼女を知らない人は滅多にいないのではなかろうか。
度々学校のトイレに出没。
不法侵入なアウトサイダー(部外者)だが、
子供の容姿なので犯罪面では怪しまれない。
いや、でも怖い意味で怪しい。
だる
こいつに憑かれると急な疲労感に襲われる。
それも場合によっては動けなくなるほどの。
“だるい”ってもしかしてこれが語源??
どっちが先かは知らないけど、和歌山辺りの伝えで多い。
ぬりかべ
進んでるつもりが進まない。
そんな時はこいつがいるのかもしれない。
進めない状態って物理的以外にも存在するよね。
だいだらぼっち
デカイ人。
割と造園家。ただその造園は地形レベル。
ドラキュラ
主に血を吸わはる夜型人間。
顔色悪いし、多分低血圧。
きっと血を採れば低血圧が治ると思っているのだろう。
あと、十字架恐怖症。好き嫌いはニンニク。
さらに金属アレルギーじゃなかろうか。
加えて太陽の光にも弱いし、かなり肌が弱げ。結構ひ弱。
件(くだん)
人面な牛。
突然現れ災いを予言し、目の前で壮絶死していく。
そんな無差別テロはやめて下さい。
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