あぶりだし1 へ
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ハラヘリ
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お腹が空いた時、たまにお腹が、
「グー」って鳴ったりしますよね?
ほんでも、あれはご飯食べた後や
全然お腹減ってない時にも鳴ったりもして、
「まだお腹減ってんの?」とか「お腹減ったん?」って、
聞かれたりして恥ずかしい思いをしたりした人も
多いことでしょう。
そんな人にこそ朗報です!
実はあの音が鳴るメカニズムは、
胃の内容物が十二指腸に流れ込む時の音なんです。
だから、別にお腹減ってるから鳴るって訳でなく、
ご飯食べた後に鳴っても全く問題ないんです!
因みに、お腹が空いた時になるのは、
元々規則的に胃は収縮と弛緩を繰り返してて、
その収縮が強くなってくると人間は空腹感を感じるらしい。
で、たまに強い収縮が来た時に溜まってる空気などが、
圧迫されてお腹がなるそうです。
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舟幽霊
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海に出ると極たまに現れたりしはる舟幽霊。
彼女はこんなことを言ってきます。
「柄杓を貸しておくれ」、と。
その時、そこの抜けた柄杓を渡さないと、
その柄杓で水を汲んで、舟を沈められてしまうそうです。
柄杓で舟を沈めるという超人的な行動こそ、
彼女が妖怪と呼ばれる由縁だろうか。
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師走
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言わずと知れた昔の12月の呼び方ですね。
この時期は、普段は弟子に任せて動かない師匠でさえも、
忙しいので走り回ったというところから、
その名前が付いたとかどうとか。
やはり今も昔も12月は忙しいようです。
市街地を走る車の平均速度も、
12月は、他の月よりも5キロぐらい速いそうだ。
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鬼
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鬼というのは抽象的な存在である。
それを具現化したものが、
よく知られている鬼のイメージ。
そう、頭には角が生えており、腰には虎の腰巻である。
由来としては、まさに想像の産物。
今も鬼門というものが存在している。
鬼門は、文字通り鬼が出てくる門。
それは、北東の方角にあると言われている。
昔の方角は、干支で指し示されていた。
鬼門のある北東は、丑寅(うしとら)の方角にあたる。
つまり、ここから発想された訳だ。
正体の掴めない怖い存在。
昔の人たちは、牛の角があり虎の腰巻をしている、
という風に、正体を作ることによって明らかにし、
未知という恐れを克服しようとしたのかもしれない。
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犯罪色
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大学の講義で、服の色に関することを聞いた。
ピンク色の服を着た女性は、気をつけた方がいいらしい。
ピンク色は被害者カラーなのだそうだ。
それを聞いて以来、街中でピンク色の服を着た人を見かけると、
いつも、
(あ、被害者カラーや)
って心の中で思ってしまう自分がいる。
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琵琶湖
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琵琶湖は大きいと思っている人も多いかもしれないが、
実際琵琶湖の面積は、
以外に滋賀県の6分の1しか占めていないのである。
そんな琵琶湖は、まだ人間がいない昔は、
今の場所には無く、現在の奈良県辺りから徐々に移動してきて、
今の形で現在の場所に存在しているのである。
そして、今も少しずつ北上しているらしい。
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ヅラ
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鬼太郎は実はヅラである。
彼の髪の毛は彼の妖力の源である。
某妖怪と戦った時、それを取られて大変な思いもしていた。
頑張れ、鬼太郎!父さんは目玉だ。
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ばってん
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九州の方で、「だけども」というような意味で、
「ばってん」っていうのがあるよね。
あれの語源は"but then"から来てるらしいんやわ。
それがなまって「ばってん」になったみたいよ。
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カンガルー
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オーストラリアに生息するカンガルー。
お腹に子供を入れる袋を持つ有袋類を代表する動物だ。
そんなカンガルーの名前の由来は、
昔イギリス人がオーストラリアに来た時に、
見たこともないカンガルーを見て、
先住民であるアボリジニーにこう尋ねたらしい。
紅茶大好き国民「あれは何ていう動物?」
すると、アボリジニーはこう答えた。
アボ「知らない。」
アボリジニーの言葉で「知らない」というのは、「カンガルー」という。
そこで、イギリス人は、カンガルーっていうんだぁ、
と誤理解なさったそうな。
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不知火
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でまあ、上の「知らない」で思い出したので書くけど、
不知火(しらぬい)って知ってるかなぁ。
夜の海でなんか燃えてはる光のこと。
昔、なんとか天皇とかいう人が、有明海に行った時にね、
夜の海に揺らめく怪しい光をみつけたんやって。
そんで、漁師に尋ねたら、
知らないって言われて、知らない火という意味で、
不知火と名付けたそうだ。
因みに、漁火ではないらしいよ。
外国でもセントエルモの火とかあるよね。
不知火は色んな説があるんやけど、夜光虫の大群だとかetc...
一番有力な説は何だったっけなぁ。忘れたー。
誰か知らない?
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月下旅団
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お馴染み月下旅団―――。
言わずもがな、うちのWebページの名前やね。
でまあ、この名前なんやけど、実はかなり適当に決めました。
最初ホームページスペースをレンタルする時の登録の際、
ホームページの名前を書く欄があって、
(へー、名前とか要るんやー)と普通に思ったおれは、
めんどくさがりながら名前を考えた。
「月下旅団」でいいや。
月下も旅団もかっこよさそうやったからという
安易な理由で決める。月下はその当時以前ぐらいに、
夜中みんなでわいわい騒ぐことを
「月下の宴」と自分の中で勝手にネーミングしてて、
それに由来してます。それに適当に旅団って付けただけです。
あくまで全て適当です。
ちなみに、「月下」ってのは、「月下氷人」って言葉あるやん?
あれは「月下老」と「氷人」っていう中国の
縁結びの神様(もしくは故事)がおるんやけど、
そこから「仲人」って意味が生まれてて、
その「月下老」の「月下」も関係あるかもね。ちょっとは。
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水無月
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水無月って旧暦の6月の呼び名で、
今の時間に直すと夏真っ盛りで、
水が干上がって無くなってまうことから、
名前が付いたんは知ってる人は多いと思うけど、
今回はその話じゃなくて、和菓子の「水無月」の話。
水無月ってのは、三角形の外郎に小豆が乗ってるやつで、
三角形の外郎は、まだ氷室とかしかない時代、
とっても高級だった氷を表していて、
この水無月を6月の晦日、つまり、6月30日に
夏バテ防止や悪霊・悪鬼退散の意味を込めて、
食べる風習が今も残ってるねん。
でも、これどうも京都だけっぽい。
水無月って知ってる?って聞いても、
京都以外の人は水無月自体さえ知らん人が多かって、
かなりカルチャーショックを受けた。
ほんまショックでした。けど新発見です。
さぁ明日みんなに聞いてみて下さい。
水無月って知ってる?って。面白いですよ。
話のネタとしてはグッドです。
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